開幕まで半年に迫った東京オリンピック、現在コロナウイルスの問題により開催が危ぶまれていますが、何とか終息して無事に開催してほしいものです。
さて、東京オリンピック観戦をするためのチケット事前抽選販売は過去に2回実施され、残りはあと1回となりました。これまでの抽選内容を振り返りながら、今回の抽選はどのような方式で行われ、受け取りはどうするのかじっくりと見ていきましょう。
目次
東京オリンピック2020のチケット販売方法おさらい
まずは、過去に開催された東京オリンピックのチケットの販売概要について振り返っていきます。
第1回目は、2019年5月9日から第1次抽選が開始され、8月8日から第1次抽選の追加販売が開始されました。11月13日から2次抽選が開始され、今年の春に最終抽選が開催される予定です。
5月9日から第1次抽選が開始されましたが、落選者が続出してしまった事で、8月8日に追加として販売が追加される異常な事態となりました。5月の段階では、ネットに繋がりにくい、待ち時間になってもサイトにアクセスできないなどの不具合も発生しましたが、8月には復旧や改善がされて、スムーズは抽選となりました。
そして、第2次抽選が11月13日に開催され、こちらも抽選が滞りなく終了しました。そして、次回が最後となる春季販売に移行していきます。
東京オリンピック2020の春季販売日程
春季販売は、整理券はがきによる先行窓口販売と、公式チケットサイトで販売されるウェブ販売の2つに別れます。整理券はがきの抽選は、期日までにはがきに必要事項を記入しチケット事務局に郵送、当選された方は窓口までチケットを引き取りに行きます。
ウェブ販売については今回の春季販売が終了した後、キャンセルが出たチケットのリセール販売や、席が余っているオリンピック競技の販売となります。抽選ではなく、先着順となりますので注意が必要です。
整理券はがき抽選の詳細
今までは、ウェブでの抽選で東京オリンピックのチケットサイトにアクセスして、必要事項を記入して抽選を待ち、抽選結果で当たった方は所定の手順に従って料金を支払うというものでした。
しかし、今回の春季販売では、はがきによる抽選となり、今までとは違った方式で抽選に参加する事になります。各メディアの報道によると、はがき抽選の当選者は約5000人を想定しているとの事で、第1次抽選、第2次抽選で漏れてしまった方もチャンスが広がったと言えるでしょう。
はがき抽選の申し込み&販売スケジュール
さて、今回開催されるはがき抽選ですが、いつからいつまでの日程になっているでしょうか?今回開催されるはがき抽選は、2020年2月20日から2020年3月12月までのおよそ3週間の間となります。
当選発表は4月上旬を予定しており、仮に当選した場合、引き取り期間は5月22日から5月28日までの6日間と短い期間での引き取りが必要となります。
整理券はがき抽選の申込方法
東京オリンピックの整理券はがき抽選は、まずはがきを購入して期間内に事務局に郵送する必要があります。
今回対象となるのは、日本国内に在住する方のみです。国際便やエアメールでの受付は対象外となります。
はがきに事務局宛の郵便番号と宛名を記入した後、裏面に必要事項を記入します。一つでも記入漏れがあると、落選する可能性が極めて高くなりますので、しっかりと記入するようにしましょう。
申し込みはがきの記入方法
整理券の申し込みはがきに記入する内容ですが、まず郵便番号「119-0152」となります。続いて住所を記入といきたい所ですが、郵便番号を記入していれば住所の記入は必要ありません。
続いて宛名ですが、「東京2020大会観戦チケット整理券事務局 宛」と記入しましょう。誤字脱字がないように、慌てず丁寧に書きましょう。
次に裏面に移りましょう。ここでは5点の必要事項を書く必要があります。
①オリンピックorパラリンピック
②氏名
③住所
④電話番号
⑤生年月日(年は西暦で記入する事)
以上5点となります。ウェブ抽選では、TOYO2020IDが必須となっていましたが、今回は必要ありません。しかし、ここで事務局に郵送できるのは1人1枚までとなっています。
複数口で郵送する事はできませんし、仮に郵送しても無効となってしまいますので注意しましょう。
はがき抽選当選後のチケット購入方法
事務局にはがきを郵送し、当選結果の連絡を待ちます。結果の通知はどうなるのかというと、当選者のみに集合日時と整理券番号が入った当選通知はがきが郵送されてきます。
5月22日から5月28日の販売期間内でいつでも引き取りに行けるわけではなく、販売期間内の指定日に引き取りに来るように案内がくるものと予想されます。指定日に引き取りに行けるように予定を調整しておく必要があります。
はがき抽選による注意事項
はがき抽選に当選されましたら、注意しなければいけない点がいくつもあります。まず、チケットの引き取り方法ですが、前回とは違い窓口での引き取りとなります。つまり、窓口に本人が直接行く必要があります。
場所は東京にある有楽町に設置されたチケットセンターです。遠方の方ですと、多額の交通費を支払って窓口まで引き取りに行かなければなりません。東京観光のついでと割り切られれば良いですが、ほとんどの方は負担がかかってしまいます。
支払い方法は現金か、クレジットカードであればVISAのみでの支払いとなります。対象となる競技は、開会式を含んだ東京オリンピック、パラリンピックの全競技で1人1競技4枚までとなっています。先着順となりますので、人気競技や決勝戦などのビッグゲームは売り切れている事も考えられますので、希望する競技とセッションをいくつか用意しておきましょう。
『はがき抽選』東京オリンピック2020チケット先行窓口販売の申込方法と春季販売の日程について解説|まとめ
一生に一度あるか無いかとまで言われてきた東京オリンピックがもう目前まで来ています。東京がオリンピック開催地に選ばれた瞬間が昨日の事に思えてきますが、後は競技が開始されるのを待つばかりとなりました。
どの選手も東京開催のオリンピックに出場したいという思いから、並々ならぬ努力を重ねてきました。その努力が成果が観れる機会がもうすぐそこまできています。
努力をし、前を見続けて走ってきた選手達を、観戦だけではなく応援で後押ししましょう。チケットをぜひ手に入れて選手と共に戦ってみようではありませんか。