福岡が生んだ未来のスーパースター「冨安健洋」。アビスパ福岡からシント=トロイデンVVに移籍し、遂にはディフェンスには世界一厳しいと言われるイタリアセリエAボローニャFCに移籍が決定!今シーズン安定した活躍を見せています。
さて、冨安健洋がイタリアセリエAに移籍するまでのキャリアと移籍金、年俸。海外ではどのような評価をされているのか?気になる方も多いはずです。ここでは、冨安健洋のプロフィールやボローニャへの移籍金、年俸などを詳しくご紹介していきます。
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目次
冨安健洋選手のプロフィール
冨安健洋は福岡生まれの福岡育ち。九州男児ですね。小学生時代にはFCバルセロナのスクールに通っていました。中学生からアビスパ福岡の下部組織に入り、高校2年生に2主登録。高校3年生にトップ昇格し、シント=トロイデンVV(ベルギー)に移籍するまではアビスパ福岡でプレーしていました。
Jリーグ在籍時には、1年目から名古屋グランパスなど複数のオファーがありましたが、冨安健洋はずっとアビスパ福岡でプレーをし続け、念願の海外移籍を実現させます。
シント=トロイデンVV移籍後もコンスタントに出場機会を重ねていき、日本代表でも今や常連となる存在になりました。20代前半でセンターバックとして代表に呼ばれるだけでも凄い選手だという事が分かりますが、現在は不動のレギュラーとして活躍しています。
さて、冨安健洋選手のプロフィールをまとめましたのでご紹介します。
■冨安健洋プロフィール
出身地 | 福岡県福岡市 |
生年月日 | 1998年11月5日 |
身長 | 189cm |
ポジション | センターバック・右サイドバック・守備的ミッドフィルダー |
クラブ歴 | アビスパ福岡(2015〜2017) シント=トロイデンVV(2018〜2019) ボローニャFC(2019〜) |
代表歴 | U15〜U17日本代表 U18〜U20日本代表 U21日本代表 日本代表 |
2019-2020シーズンからボローニャFCに移籍する事になった冨安健洋ですが、イタリア・セリエAはカテナチオと異名を取るディフェンス最強のリーグとしても知られています。
今までイタリアセリエAはおろか、主要ヨーロッパリーグでセンターバックとして日本人選手がプレーするのは不可能ではないか?と言われるくらいセンターバック不毛の地とまで言われてきましたが、近年では吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、昌子源(トゥールーズ/フランス)を皮切りに、日本人センターバックの評価も急上昇してきました。
そして、各年代代表を経験し、年代別代表でも結果を出してきた冨安健洋も海外移籍、そしてイタリアセリエAのプロビンチャチーム、ボローニャに移籍を果たします。
冨安健洋選手の移籍金はいくらなのか?
さて、アビスパ福岡からシント=トロイデンVV、そしてボローニャFCに移籍を果たした冨安健洋ですが、移籍をする際移籍金が発生しています。
移籍金というのは、選手が現在契約している年数の途中で移籍をする場合発生します。契約年数途中で移籍をするわけですから、当然契約不履行という事になります。そのため、現在契約しているチームと契約解除をしなければなりません。そこで契約解除金が発生するのですが、本来であれば契約不履行をした選手が支払う事になります。
これを移籍先のチームが肩代わりして支払うのが移籍金のシステムです。現代のスポーツビジネスにおいて重要なファクターともなっています。この金額によって選手の市場価値が分かり、欲しい選手の価値がどれくらいあるのか?というのがわかるようになっています。
さて、冨安健洋ですがこの移籍金システムに該当します。いくら移籍金がかかったのかと言うと、推定で700万ユーロと言われています。700万ユーロを日本円に換算しますと、1ユーロ121円(2019年7月現在)で試算した所、8億4千7百万円です。
安いと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、冨安健洋は移籍当時20歳です。これからコンスタントに出場を続ければ、もっと移籍金額が上がってくるでしょう。
冨安健洋選手の推定年俸は?
さて、ボローニャFCで新たな選手生活を始めた冨安健洋ですが、年俸はいくらなのか気になる所ですね。実は、日本プロ野球とは違い、サッカー界においては各選手の年俸は原則非公開となっています。
ですので、正確な年俸は分かっておらず、各専門誌でも年俸の表記はバラバラです。これは冨安健洋に限った話しではなく、Jリーガーや世界各国のプロサッカー選手も年俸非公開になっています。
Jリーガーの推定年俸の場合は税込で表記されていて、基本年俸に加えて、全試合出場して全試合に勝利したオプション給も全て合算されて推定年俸は表記されています。
ヨーロッパでは、税抜きで表記されています。冨安健洋の推定年俸は各専門誌を見た所、50万ユーロとなっています。日本円に換算すると約6千万円といった所でしょうか。
冨安健洋選手は海外ではどういう反応をされている?
現在、ボローニャFCでプレイをしている冨安健洋。右サイドバックでの地位を確立し、最近は本職であるセンターバックでレギュラーポジションを掴みつつあります。
さて、彼の現地での評判はどうなのでしょうか?
「20歳とは思えない落ち着きと成熟度」、「サッカーに非常にひたむきで、素晴らしいフィジカルとテクニックを持っている青年」、「数年後にはアジア最高のディフェンダーになる」など。評価がうなぎ上りに上がっていますね。
日本代表戦で負傷して、しばらくピッチから遠ざかっていましたが、最近復帰してコンディションも整ってきてます。中断期間にゆっくり休んで再開後、また活躍してほしいですね。
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冨安健洋選手の移籍金はいくら?年俸や海外の反応を調査!まとめ
本職はセンターバックですが、ボローニャでは右サイドバックをメインポジションに活躍している冨安健洋。センターバックを主戦上としている選手をサイドバックやボランチにコンバートするのは、相当な期待の表れと言えます。
サイドバックにコンバートする事で、対人能力やカバーリング能力、フィードやビルドアップを鍛え上げ、主戦上であるセンターバックに戻していきます。世界トップクラスのディフェンダー、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)やジョルジオ・キエッリーニ(ユベントス)も若手の頃はサイドバックにコンバートされていました。
そんな期待大の冨安健洋。一旦ウインターブレイクに入りますが、中断期間明けのゲームでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?冨安の今後をぜひチェックしましょう。